メイホン達が飛び立つのを見た黒服たちも、すぐにセスナ機に乗り込み、後を追ってきた。
メイホンが乗り込んだセスナ機は訓練用で燃料が少ししか入っていなかったため、
本土までたどり着いたところで森に不時着した。
黒服たちも着陸し、森の中を追ってくる。
メイホンとしずかは応戦し、すばやく黒服たちの息の根を止め、始末した。
だがしずかはこの戦いで足に怪我をしてしまった。
メイホンはしずかを背負い、自分の街を目指す。
今のところ追っ手は来ていない。
2時間ほど歩き続け、日も暮れかけた頃に、ようやく自分の家が見えるところまで来ることが出来た。
しずか「元の世界に戻れるね」
メイホン「うん」
メイホンの背中にいるしずかが話しかけてきた。
しずか「私…メイホンさんの事が好きだった」
メイホン「えっ!?」
突然の事にエキサイトするメイホン。
しずか「メイホンさんは私の事好き?」
メイホン「もちろん、好きだよ!大好き!」
しずか「良かった…ありがとう」
メイホン「あ…でもこの世界では僕はもういないんだっけ」
しずか「そうね…」
それっきり口をきかないまま、二人はメイホンの家に入り、
階段を上がり、メイホンの部屋にたどり着いた。
そこには3年前放置したままのタイムベルトが転がっていた。
メイホン「あった!」
メイホンは喜んでタイムベルトを手に取り、早速装着した。
そして緊急脱出ボタンを確認する。
メイホン「これで戻れるぞ!」
喜ぶメイホンの様子を、しずかは悲しげな顔で見つめていた。
しずか「メイホンさん…、あなたの世界の私も、あなたの事好きだと思うの。」
メイホン「しずちゃん…」
しずか「だからあなたの世界の私を、愛してあげてね」
しずかの瞳から、涙が溢れ出した。
メイホン「わかった。約束するよ!」
微笑みながら涙を流し続けるしずかを見つめながら、
メイホンはタイムベルトのスイッチを押した。
おわり
メイホンが乗り込んだセスナ機は訓練用で燃料が少ししか入っていなかったため、
本土までたどり着いたところで森に不時着した。
黒服たちも着陸し、森の中を追ってくる。
メイホンとしずかは応戦し、すばやく黒服たちの息の根を止め、始末した。
だがしずかはこの戦いで足に怪我をしてしまった。
メイホンはしずかを背負い、自分の街を目指す。
今のところ追っ手は来ていない。
2時間ほど歩き続け、日も暮れかけた頃に、ようやく自分の家が見えるところまで来ることが出来た。
しずか「元の世界に戻れるね」
メイホン「うん」
メイホンの背中にいるしずかが話しかけてきた。
しずか「私…メイホンさんの事が好きだった」
メイホン「えっ!?」
突然の事にエキサイトするメイホン。
しずか「メイホンさんは私の事好き?」
メイホン「もちろん、好きだよ!大好き!」
しずか「良かった…ありがとう」
メイホン「あ…でもこの世界では僕はもういないんだっけ」
しずか「そうね…」
それっきり口をきかないまま、二人はメイホンの家に入り、
階段を上がり、メイホンの部屋にたどり着いた。
そこには3年前放置したままのタイムベルトが転がっていた。
メイホン「あった!」
メイホンは喜んでタイムベルトを手に取り、早速装着した。
そして緊急脱出ボタンを確認する。
メイホン「これで戻れるぞ!」
喜ぶメイホンの様子を、しずかは悲しげな顔で見つめていた。
しずか「メイホンさん…、あなたの世界の私も、あなたの事好きだと思うの。」
メイホン「しずちゃん…」
しずか「だからあなたの世界の私を、愛してあげてね」
しずかの瞳から、涙が溢れ出した。
メイホン「わかった。約束するよ!」
微笑みながら涙を流し続けるしずかを見つめながら、
メイホンはタイムベルトのスイッチを押した。
おわり
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