この問題を解くには、"確率で起こる1時間後の世界"を、"数学的に確定する"という事を行わなければならない。

解いた人間は正に今世紀最大の天才といえるだろう。


で、この問題は猫の生き死にを問うているけど、要するにラジウムという小さな世界の現象を、検出器や毒ガス発生器で大きな世界に当てはめているのである。

今までの我々の常識では、相反する二つの状態が重なり合ってるなどありえない。

猫の場合は、生きている状態と死んでいる状態が重なり合ってるなんてありえない。

つまり、我々が観測しようが観測しまいが、真実はそこにある。

そして完全な確率など存在しない。


しかし量子力学の世界、小さな世界では、その常識が通用しない。

"完全な確率"

"相反する状態が重なり合う"

"未来は確率でしか予測できない"

という事を認めているのだ。


猫の問題の場合は、

大きな世界の常識では"生きているか死んでいるかどちらかだ"

小さな世界の常識では"生きている状態と死んでいる状態が重なり合っている。観測した時に未来は確定する"

となる。


この二つの理論を統合させない限り、猫の問題は解けない・・・
 

コメント

Ley
Ley
2007年9月15日19:13

このシリーズ最初から読んでないが何から始まったんだ?w
そして何処へ?w

メイホン
メイホン
2007年9月16日13:34

体がだるいのは重力のせいだからはじまり、
人が生きる意味を見つけるまでw

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