今日は魔王の城に見学ツアーに来ている。

手には魔界旅行社のパンフレットを持ち、畏怖の念を起こさせる荘厳な城内を眺めて回った。



滞りなく進み、一番の見所である魔王の間に足を踏み入れた。

ビルほどもある雄大な魔王が巨大な玉座に座っている。

魔王の顔はなぜか影に覆われていて見えなかった。

その足元に水着の様な鎧をまとった妖艶な少女が立って居る。



少女「ゆっくりしていってね!」

メイホン「あの~、君は一体何者?」

少女「魔王の娘にして魔界四天王のこの私を知らない!?無知な人ね。パンフレットにも出てるでしょ」

パンフレットにざっと目を通し確認してみると、本当に四天王の一人として紹介されていた。

魔王はこんなにも巨大なのに、娘は普通の女の子のサイズとは・・・

ありえるっ!

むしろありがち!



メイホン「で、名前は?」

魔王の娘「え?」

パンフレットに名前が記されていなかったので聞いてみた。

メイホン「名前聞かないと、苓さんに添削されるんだよ」

魔王の娘「そういう事情なら仕方がない。ネクトレスザイサだよ」

メイホン「さんきゅー!」

私は忘れないように、パンフレットにネクトレスザイサと書き入れた。



やがて目が覚めた。

当然パンフレットは現実世界に持って来れなかったが、

覚えているうちにメモした。
 

コメント

苓
2009年3月24日1:26

ネクトレスザイサφ(・_・)メモメモ・・・

>メイホン「名前聞かないと、苓さんに添削されるんだよ」
なにこの罰ゲーム・・・( ̄▽ ̄;

Ley
2009年3月24日7:57

その少女は顔だけだったのでは?

メイホン
2009年3月24日23:46

罰ゲームだったのかw

ゆっくりではないw

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