夜中に、数年前に閉店したゲーセンの建物の前で、私と友達のK島とS野の3人がビデオカメラの小さな画面を覗き込んでいる。
画面ではさきほどまで撮っていた映像が再生されている。
というのも実はどこか廃墟に肝試しをやりに行こうという事になり、この建物の中を探索して出てきた所なのだ。
中では特に何も起こらなかったが、持ち込んだビデオに何か映っていないかと確認していた。
前半は探索して来た通りの、特に荒れてはいないが数年人の手が入っていない廃墟の映像だった。
しかし途中で映像が乱れたかと思うとおかしな場面が映し出された。
なんとカメラを持っていたはずの私自身が映っているのだ。
しかも膝を抱えて床に座り込んで、怯えている。だがこんな事をした覚えは無い。
そして黒い人影のような物が現れ、ゆっくりと私に歩み寄り、何か低くくぐもった声でつぶやいた。
「鰯」
と私には聞こえた。ここで映像は終わっていた。
メイホン「なんだこれ・・・」
S野「これ、やばくないか?」
メイホン「やばい。マジやばい。」
K島「最後なんて聞こえた?」
S野「イワシ?」
メイホン「だよなぁ」
などと囁き合っていると突然! 建物内部で何かが割れるような音がした。
3人は一斉に振り向き無言で建物を見つめる。
ガラス張りの前面から中を注意深く見ていると、奥から人影がゆっくり近づいてくるのが見えた。
先ほどビデオで見た黒い人影かも知れない。
K島「エルクゥだ」
K島が焦った様子でそう言うと、黒い影は近づいてくる速度を増したように見えた。
メイホン「エル・・・?なんだそりゃ」
K島「やばいにげろ」
K島がそう言うと同時に走り出したので、私とS野も急に恐怖心が高まり慌ててK島に続いて逃走した。
特にオチも無いけど全部書かないと駄目な気がするのでつづく
画面ではさきほどまで撮っていた映像が再生されている。
というのも実はどこか廃墟に肝試しをやりに行こうという事になり、この建物の中を探索して出てきた所なのだ。
中では特に何も起こらなかったが、持ち込んだビデオに何か映っていないかと確認していた。
前半は探索して来た通りの、特に荒れてはいないが数年人の手が入っていない廃墟の映像だった。
しかし途中で映像が乱れたかと思うとおかしな場面が映し出された。
なんとカメラを持っていたはずの私自身が映っているのだ。
しかも膝を抱えて床に座り込んで、怯えている。だがこんな事をした覚えは無い。
そして黒い人影のような物が現れ、ゆっくりと私に歩み寄り、何か低くくぐもった声でつぶやいた。
「鰯」
と私には聞こえた。ここで映像は終わっていた。
メイホン「なんだこれ・・・」
S野「これ、やばくないか?」
メイホン「やばい。マジやばい。」
K島「最後なんて聞こえた?」
S野「イワシ?」
メイホン「だよなぁ」
などと囁き合っていると突然! 建物内部で何かが割れるような音がした。
3人は一斉に振り向き無言で建物を見つめる。
ガラス張りの前面から中を注意深く見ていると、奥から人影がゆっくり近づいてくるのが見えた。
先ほどビデオで見た黒い人影かも知れない。
K島「エルクゥだ」
K島が焦った様子でそう言うと、黒い影は近づいてくる速度を増したように見えた。
メイホン「エル・・・?なんだそりゃ」
K島「やばいにげろ」
K島がそう言うと同時に走り出したので、私とS野も急に恐怖心が高まり慌ててK島に続いて逃走した。
特にオチも無いけど全部書かないと駄目な気がするのでつづく
コメント
いあこの先ショボイ展開しかw
毎日通ってたからね~