5人ほどのチームで「夢の遺跡」に探索に行く。
遺跡探索をする集団は全部で数百人いて、ナポレオンに似た統率者が仕切っている。
私達5人はその中のチームの一つ。
野球場ほどもある穴が大地にクレーターのように開いていた。
その中心に木造の、ボロボロだが巨大な城の様な遺跡がある。
穴の外側は緑の芝生で覆われており、木造の荒い階段を降りて遺跡へ向かう。
遺跡の1階、入り口付近では業者が店を構えている。
食堂、土産屋、ホテル、ゲームセンターなどがあり、遺跡を訪ねて来る人を相手に商売をしていた。
私はまずホテルで部屋を予約確保してから探索に向かった。
遺跡内部は「夢」の世界になっている。
何かの施設にいるかと思えば次の間は外だったり、訳のわからない置物が並べられていたり、季節もフロアによってバラバラだ。
いわゆるカオス空間。
夢の住人が沢山うろついてるエリアもあり、誰が本物の人間なのか判断するのは至難の業。
我々5人ははぐれないように固まって行動した。
(私はこれが夢だと理解はしているが覚醒はしておらず、明晰夢ではない。「夢の中」という「設定」なだけ)
ほどなくしてメンバーの男性1人が苦しみ悶え始めた。
私はこれが病気や毒によるものではない事を理解している。
夢の中での彼の命(エネルギー?)が尽きかけ、夢から現実へと追い出される前兆だ。
1分も経たないうちに、彼の体はオブジェクトへと変化した。
彼が夢から退場した証だ。
そのオブジェクトは頂点に三日月があり、胴の部分にも星や宇宙をイメージした形状がある、人の大きさほどもある置物だった。
私は今しがた誕生したオブジェクトに触れる。
こうするのが基本的なルールだからだ。
すると接触した部分から空間が破れ、新たな夢の世界が広がり始めた。
つづくw
遺跡探索をする集団は全部で数百人いて、ナポレオンに似た統率者が仕切っている。
私達5人はその中のチームの一つ。
野球場ほどもある穴が大地にクレーターのように開いていた。
その中心に木造の、ボロボロだが巨大な城の様な遺跡がある。
穴の外側は緑の芝生で覆われており、木造の荒い階段を降りて遺跡へ向かう。
遺跡の1階、入り口付近では業者が店を構えている。
食堂、土産屋、ホテル、ゲームセンターなどがあり、遺跡を訪ねて来る人を相手に商売をしていた。
私はまずホテルで部屋を予約確保してから探索に向かった。
遺跡内部は「夢」の世界になっている。
何かの施設にいるかと思えば次の間は外だったり、訳のわからない置物が並べられていたり、季節もフロアによってバラバラだ。
いわゆるカオス空間。
夢の住人が沢山うろついてるエリアもあり、誰が本物の人間なのか判断するのは至難の業。
我々5人ははぐれないように固まって行動した。
(私はこれが夢だと理解はしているが覚醒はしておらず、明晰夢ではない。「夢の中」という「設定」なだけ)
ほどなくしてメンバーの男性1人が苦しみ悶え始めた。
私はこれが病気や毒によるものではない事を理解している。
夢の中での彼の命(エネルギー?)が尽きかけ、夢から現実へと追い出される前兆だ。
1分も経たないうちに、彼の体はオブジェクトへと変化した。
彼が夢から退場した証だ。
そのオブジェクトは頂点に三日月があり、胴の部分にも星や宇宙をイメージした形状がある、人の大きさほどもある置物だった。
私は今しがた誕生したオブジェクトに触れる。
こうするのが基本的なルールだからだ。
すると接触した部分から空間が破れ、新たな夢の世界が広がり始めた。
つづくw
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