つづき

名倉では足取りも軽快で、すぐに視界も開け、発声してみると良い声が出た。

今日こそは固定されたパートナーが欲しいと目標を立てていたので、とりあえず鏡の間へ向かう。



さっそく鏡を見てみたが・・・

映っていたのはパジャマにどてらの自分の姿だけだった。

ああ、これはもう私はソロプレイを極めるしかないな!



ここで背後に何やらプレッシャーを感じた。

プレッシャーは徐々に私に近づき、輪の様な形の力になり、私の背中から脚にかけてグイグイと押してくる。

この力に身を任せるとどうなるだろう? と思い、私は自ら少し浮き上がってみた。

すると押されるままに家の中を低空飛行し、そのまま窓を突き抜けて外へ飛び出した。

きっとどこか有意義な場所へ連れて行ってくれるに違いない。



家の周りを縦横無尽、上下左右にグイングインと飛び回る。

ゆりかごか大きめのバケツに収まって飛ばされている感じ。

これといってどこかに連れて行ってくれるわけではなく、ただ遊びまわってるだけのようだ。

かと思うと急に一直線にどこかへ向かう。

しかしまたUターンした。本当に遊泳しているだけだ。

最後はフェンスにぶつかりそうになったところで着地。

間も無くフェードアウトが始まり終了。



滞在時間は5分ほどだったが、何か素敵な体験をしたと感じ、支援してくれた何者かに感謝した。
 

コメント

Ley
2009年10月22日22:33

重力に引かれたんじゃないかってシャアが言ってた。

あき
2009年10月23日8:49

それはエゴだよ!

メイホン
2009年10月24日0:14

俺達と一緒に戦った男が、なんで地球潰しを!

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