メタミュージックのタッチンググレースを聞きながら寝落ち。



気がつくと、自分はベガ様になっていた。

場所は下が溶岩だらけの広い洞窟。

私はサイコパワーで空を飛んだり、点々と在る岩の足場を利用したりしながら、先に進んでいく。

やがて溶岩ゾーンを脱出すると、洋風な部屋に出た。

『ここは吸血鬼が支配する悪魔城で、多くの人間達が餌として捉えられている。私もその一人』

という設定が入ってきた。



さらに先の部屋に進むと、脱出しようとしている人間の集団を発見。

それぞれ銃や鈍器などで武装している。

今は次の部屋に続く扉を、何とかしてこじ開けようとしている様だ。

私はショートカットの若い女戦士から銃を受け取り、扱い方法を教えてもらった。

かなり高性能なマシンガンのようで、指でセーフティを外してから撃てと習った。

そんなこんなしている内に、仲間が扉を破った。

これで奥に進める! と思いきや、奥の部屋からは怪物たちが現れ、行く手を阻んだ。



怪物「おとなしくしていろ。吸血鬼様から、お前達には手を出すなと言われている。だが抵抗するようならその時は・・・直腸がうずくせ~」

なぜ直腸なのかと疑問に思ったら、この怪物は内蔵を自在に操って攻撃できるらしい。

戦闘になると直腸が腹から飛び出し、凶器となって敵を傷つけるようだ。

ここで一旦私達はそれぞれ怪物に掴まってしまい、何部屋かにバラバラに閉じ込められた。

そして私を見張っているのは、人間型だがあきらかにキモイ怪物だ。



私はなぜか急に戦意が向上してきて、我慢できなくなったのでマシンガンをぶっ放すことにした。

セーフティを外して、さらに横についている『ショットガンモード』のスイッチをONにする。

怪物に向けてトリガーを引くと、散弾がマシンガンの速度で連続で飛び出した。

弾切れになるまで撃ち続け、銃を降ろして怪物の様子を見る。

怪物は銃撃により全身が腫れていたが、それほどダメージを受けていないようだ。



メイホン「ならば!これでどうだっ!おおおおおおおおおおおおおおおお!」

私は全身のサイコパワーを高めて、両腕に集中する。

メイホン「サイコクラッシャアァァァァァ!!!」

手を前に突き出して低空飛行で怪物に突撃。

ぶつかる瞬間に辺りに細かい稲妻が無数に走った。

怪物は鈍い声を上げて床に倒れ、動かなくなった。

これを機に、城中の人間達が一斉に怪物達と戦い始める。



私が違う部屋にたどり着いた頃には、人間達がそれぞれ怪物に勝利していた。

「やったのか?俺が倒したのか?やったぞおおおおお」

と倒れている怪物の前で歓喜の声を上げている青年も居る。

みんなで出口をめざし、脱出。

黒髭がぼうぼうの男がリーダーのようで、みんな彼の指示に従っている。私もそれに続いた。



外は薄暗く、海に近い岩場だった。

黒髭「みんなまずは海に入って身を清めるんだ! そうしないと我々も怪物になってしまうぞ!」

それを聞いた人間達は一斉にザブザブと海に駆け込んだ。

結構多い。100人は居る。

黒髭自身も海に入ったが、疲労の為か水の中に沈んでしまった。



ここからベガ視点ではなく、黒髭を見ている視点になる。

黒髭「(あれ・・・、海の中なのになぜか息苦しくないぞ・・・。まさか俺は死んでしまったのか・・・?)」

「君は生まれ変わるのだ」

どこからか声が聞こえて、同時に黒髭は透明な球の中に入り込んだ。

球の中には、もう一人男が存在していた。

「ここは母親の子宮のイメージだ。今は私が入っているが、君が代わりに入って生まれるといい」

黒髭「いいのか? そうすれば君は生まれなくなるぞ」

「いいんだ。私は城主の吸血鬼だ。私が生まれればまた悲劇が起きてしまう」



こうして吸血鬼は生まれない歴史になり、悪魔城も存在しなかった事になった。

明らかにタイムパラドックスだが、霊界は時間に縛られないとの設定が入ってきた。



・珍しくストーリー性のある体験だったw これがタッチンググレースのパワーなのか!?w

コメント

Ley
2010年8月23日23:03

リーダーはシモンじゃなくてアーサーか・・・。
あ、あいつの毛の色は茶色か。w

メイホン
2010年8月24日19:13

キシン流かもしれん・・・

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