私たちの部隊は、しばらく敵(ゾンビ)が現れないので、しばしの休息を楽しんでいた。

今はとある近所のスナックにみんなでお酒を飲みに来ている。

ここはなじみの店なのだが、当然お金はかかる。

しかし私はお金が無かったのでここでバイトでも頼んでみることにした。

メイホン「ママさんいつみても美人ですね~」

などとまずはご機嫌を取る。実際美人のママだが。

ママさん「あらありがと」

メイホン「あのですね、今ちょっと懐が寂しくて・・・。バイトで雇ってくれませんか?」

ママさん「うーんじゃあこっちにきて」

どうやらOKらしく、店の奥に連れていかれた。



奥の間にはゴージャスでいかにも金持ちそうなお客が数人居た。(VIPルーム?)

ママさん「このお客を扇いでね」

メイホン「扇ぐだけで良いんですか?」

ママさん「ええ、そこに立派な団扇があるでしょ」

メイホン「じゃあやっときます」

私は両手に巨大な羽根のようなうちわを持って客を扇ぎ始めた。



数分後、外から叫び声が上がった。

「敵だー!!」

私が驚いて急いで部屋から出ると、もう仲間達が大量のゾンビと交戦中だった。

メイホン「どこからこんなに湧いて出てきたんだ・・・!? おい、パイ様は無事か!?」

仲間「最初に本部に避難されました!」

メイホン「よかった」

この店の出口は仲間とゾンビとの戦闘で混沌としていて出られそうにない。

なのでこの店と隣の店を繋いでいるドアから、隣の店へと移動した。



しかしこちらの店も、ゾンビとクノイチ部隊が激しい戦いを繰り広げていた。

私のそばにも顔色の悪いゾンビが近づいてくる。

私はすぐにゾンビにパンチを食らわせた。

手ごたえがあったが、ゾンビは倒れなかった。ゆっくりな動きに見えて意外と早い。

その時、横から忍びが割り込んできてゾンビを食い止めた。

忍び「大丈夫ですか?早く本部に戻ってパイ様の護衛を!」

メイホン「わかった、すまない!」

私はすぐに戦いの中を掻き分けるように出口に向かった。



だが出口間近で、私の背中から血しぶきが上がった。

ゾンビに背後から一撃を食らってしまった。

体全体が崩れていくような感覚が走る。

メイホン「ぐあ、みんなすまない・・・」

みるみる意識がなくなっていって、私は死んだ。



・救いは無いんですか!?w

コメント

Ley
2011年2月3日20:25

それはゾンビですか?
いいえメイホンです。

メイホン
2011年2月4日19:32

そしてゾンビになるのか・・・

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