体外離脱。

久しぶりに綺麗に抜けることが出来た。

長くてリアルな体験だったけど、とくに神秘的な体験は無し。



部屋の中に、あまり良くない波動を出しているおっさんが居たので、

メイホン「昇竜拳!」

まず昇竜拳を食らわせてマシンガンパンチを入れて、クラッチしたまま壁抜けで裏の公園に持って行き、投げっぱなしジャーマンで追い払った。



すっかり春になり、フォーカス世界の公園もピンクや黄色の花が咲いていて綺麗だった。

メイホン「誰か助けが必要な人はいませんか~!?」

と叫んでみるも反応無し。

近くを通りかかった人にも聞いてみる。

メイホン「何か困ってることはありませんか?」

「別にないね~」

う~っむ。今日は適当に遊んでみようか?



次に会った男性にも声をかけてみる。

メイホン「何か困ったことはありませんか?」

「じゃあキャッチボールの相手にでもなってよ」

ということで、グローブを渡されてしまった。公園でキャッチボール開始。

男性の投げたボールはいきなり私の左上に外れて、私はダイビングしたが届かなかった。

メイホン「流石にどこ投げてんだよw」

ボールを拾って、今度は私が投げる番。

メイホン「私のキャノンボールを受けたら死ぬぞw」

そう叫びながら思いっきり投げた。

しかしこれも外れてしまった。

男性がボールを拾って投げ返してきたが、また左上にそれそうだったので、

ここは思いっきり腕を伸ばしてなんとかキャッチした。



メイホン「どうだなかなかやるだろうw」

そんなことをしていると、女性が二人登場。美人だが身長が2メートルはある。

「姫様だぞ」

男性がそう言ってきた。

メイホン「姫って言われてもな~」

今度はその姫がキャッチボールの相手をしてくれるらしい。

よしこい・・・と思っていると、姫はなんとボールを蹴り飛ばしてきた。

ボールが私の後ろに飛んでいくと、今度はもう一人の姫がさらに蹴りでボールを返す。

メイホン「こいつら・・・足でキャッチボールしてやがる・・・!」

これを私がキャッチしたりしなかったりして遊んだ。



遊んでいると、また別な男性が登場。

背の高い女性が姫だという証拠を見せてくれるらしい。

「これがその証拠だ」

男性はそう言って着ているTシャツを指差した。

なにか文字が書かれているが・・・日本語でも英語でもない。

メイホン「そういわれてもな~」

「まあこっちにも居るから」

周りを見ると同じTシャツを着ている人が何人かいた。

メイホン「よくわからんけどじゃあこれからは私も姫様と呼ばせてもらおう」



などと話していると、坂田と名乗る男性が出現。

彼も体外離脱者らしい。

坂田はこっちの人間達とかなり親しげだった。

私は坂田とフォーカス世界での目的について話した。

「こっちに来た目的なんだけど・・・」「救出活動じゃないのかな~」



話をしているといきなり騒ぎが起きた。銃声も鳴っていたかもしれない。

「こっちだ!○○という者が大変らしい!」

私と坂田と姫と男性数人が騒ぎがあった方へ急行する。

なんでも、体外離脱者の一人が、フォーカス世界のギャングに狙われて大変らしい。

建物に入ると、いきなりナイフが飛んできた。

私はキャッチして投げ返す。



このあたりでまもなく目が覚める感覚があった。

なので、

メイホン「もう目が覚めそうだ。最後にみんなの名前をもう一度教えてくれ。」

そう聞いてみる。

坂田、姫、ウヴァム、スピーリーマン(もしくはスクリーマンみたいな)、

までは聞くことは出来た。

コメント

Ley
2012年6月9日21:01

久し振りの長編だな。

メイホン
2012年6月9日21:38

テンションが高いから、こんなのでも離脱中は楽しい

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