キン肉星に悪の超人が攻め込んできた。

キン肉王宮の前では特設リングが作られ、

そこでは敵の親玉超人と、正義超人のバッファローマンが戦っている。

私はすでにやられたキンニク大王をおんぶしながらその様子を観戦している。



親玉超人は熱を操る能力を持っており、

時間経過と共にキンニク王宮が熱で溶けていくとか言う設定。

バッファローマンも熱にやられて虫の息である。



キンニク大王「このままではいかん! キンニク王宮の至宝『黄金の種』さえあれば何とかなるかも知れんが・・・」

委員長「よし、みんな!王宮の守護神『ポコチン様』に祈りをささげるんだ!ポコチン様に黄金の種を持ってきてもらうように祈るんだ!」

キンニク委員長を筆頭に兵士達がポコチン様に祈る。

メイホン「え?ポコチン様?」

私は大王のポコチンを触った。

大王「バ、バカモーン!ワシのではない!王宮の守り神様のことじゃ!」

ジェロニモ「そんなの待ってられねぇ!オラが行く!」

ジェロニモが飛び出して王宮へダッシュする。

ジェロニモ「ここは若いオラの出番だ!オラが黄金の種を取ってくる!」

委員長「王宮は熱で溶けかかっている!気をつけるんだ!」



ジェロニモは王宮の階段を駆け上がり始めた。

しかし「ドロ・・・」という効果音と共に階段の一部が溶けた。

ジェロニモ「もうこんなに・・・しかしまだ無事なところを渡っていけば・・・!」

ジェロニモは溶けていない部分を見つけては飛び跳ねて昇っていった。



階段を昇りきり辺りを見回す。

すると奥から光るポコチン様がピョンピョンと跳ねてこちらへ向かってきた。

そして黄金の種を投げ渡してきた。

ジェロニモ「ポコチン様!ありがてぇ!」

種を受け取ったジェロニモはすぐに引き返す。



ジェロニモはバッファローマンがやられているリングの前に出て、黄金の種を掲げた。

ジェロニモ「さぁ黄金の種よ!奇跡を!」

しかし何も起こらない。

大王「それはキンニク王族じゃなければ使うことは出来ん!」

ジェロニモ「よし、大王!黄金の種だ!」

ジェロニモが投げた種を大王が受け取る。

大王「うむ・・・!」

大王は黄金の種を握り締めた。

しかし何も起こらなかった。



メイホン「どうなっているんだ!?」

大王「ワシでは駄目か・・・。エネルギーが足りないのかも知れん。若いスグルなら間違いないと思うが」

しかしスグルはここから離れた場所で、別な悪の超人と戦っている。

そこまで持っていく時間は無い。

メイホン「ええい、こうなったら」

私は大王から黄金の種を奪い取った。

メイホン「キンニク族の至宝黄金の種よ!本当にキンニク族のことを守れるなら今こそ奇跡を起こせ!バッファローマンを救う風を!王宮の熱を冷ますブリザードを起こせ!」

私がそう叫ぶと黄金の種が光りだした。


コメント

あき
2014年11月27日7:22

ポコチン様ありがてぇは最早名言w

メイホン
2014年11月27日19:56

あき>
見た目もそのままポコチンだったんだよなぁ・・・光ってたけどw

Ley
2014年11月28日19:18

ポコチン様・・・、読者からの超人募集で絶対居たよな。
しかもかなりの数で。w

メイホン
2014年11月28日20:28

いただろうなw 小学生ほとんどだろうしw

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