ウトウトしてたら、ブーンという振動が来た。

しばらく振動を感じていたら、体が勝手に浮き上がって離脱してしまった。



自分の部屋からスタートで、誰かが目の前にいた。

それはスーパーヒーローの様なスーツに身を包んだ私そっくりな人だった。

偽メイホン「お前もこれに着替えろ」

そういうと、私の服もヒーロースーツになってしまった。

偽メイホン「よし行くぞ、ついてこい!」

そして玄関に到着。

偽メイホン「この早く走ることができるブーツを装着するんだ」

そう言われたので、ヒーローブーツを履いた。

少してこづって時間がかかってしまった。



いざ外に出てダッシュしようとすると、体が浮き上がってうまく走れない。

メイホン「ちょw これフワフワしてうまく走れないんだけどw」

偽メイホン「もっと重心を落として慎重に足を運ぶんだよ!」

確かに偽メイホンはそろそろとした忍び足ポーズだが、速度は速かった。

私もコツをつかんで、早く動けるようになった。

メイホン「よし、次の角で追いついてやる!」



角を曲がると、偽メイホンはどこから出したのか自転車に乗って加速した。

メイホン「お前それはずるいだろ!w 俺にもよこせw」

偽メイホン「自分で何とかしろ!w」

メイホン「そっちが自転車ならこっちはバイクだ!」

私は周りにバイクがないか探したが見当たらず、

物質化現象も試してみたが、黄色いゼリーのようなものしか出せなかった。



困っていると後ろからアラレちゃん一家が現れた。

アラレちゃんがベンチのような長椅子を持っており、

そこにせんべいハカセとガッチャンとみどり先生が座っていた。

せんべいハカセ「私に任せておけ!」

そういうとせんべいハカセはバイク制作に取り掛かった。

アラレちゃんは偽メイホンに体当たりして動きを止めてくれた。

そこで目が覚めた。

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