見てみた。

人と同等以上の知能を持った人工知能たちが、人類の敵になるという、デトロイト的なお話。(デトロイトもブルーブラッドだったな)

シンギュラリティをテーマにしていて驚いた。



ゼロワンの中ではいきなり「脳が無線通信で接続された」とか言ってるけど、

それって頭の中にスマホが! っていうことだよな・・・

前から思ってたんだけど、脳がネットワークにつながってしまうというのは、それってもはや個人と言えるのだろうか。
(とあるシリーズのミカサネットワークみたいな感じ)

あらゆる情報や感情までも共有できるようになると、もはや他人ではないんじゃなかろうか。

今後は他人と自分の境目や、死と生があいまいな時代になっていくのかもしれない。

私の予想では、ネットワークに属する人類と、あくまで自然派個人を貫く人類に、別れていくと思う。



というか頭の中に人工知能が入る、繋がる時点で、そいつはもう人間なのか人工知能なのかわからない。

誰かが脳の中に人工知能を埋め込んで、脳の処理能力を上げたとすると、そいつに対して

「お前は人工知能だから人権は無い!」

などと言えるはずもなく、人工知能に人権を与えざるを得なくなる。

人間VS人工知能 ではなく、人間と人工知能が融合して同じ存在になっていくだろう。



シンギュラリティってのは、要するに「超人工知能一号機」が完成する時のことで、

別な言い方をすると「人類以上の知的生命体が地球上に誕生」することを意味する。

すると何が起こるかというと、人類以上のアイディアが人工知能からもたらされということであり、

「超人工知能二号機」を作り出せるということになる。人間以上の早さで。

加速度的にテクノロジーが進み、世界が全く違う姿になるというのがシンギュラリティ。

テクノロジーが進むと、あらゆる病気からの解放、不老不死の実現、エネルギー問題の解決なども期待されている。

「超人工知能一号機」が完成するのがだいたい2045年と言われており、つまりあと20~30年後には、世界の常識も何もかもが変わっているということになる。

人間に人権が与えられているのは、人権を理解できるからであり、超人工知能も当然人権が理解できるので、人権が与えられていくだろう。



脳内の人工知能が見せる世界というのは、「数学的に証明できる世界」であり、それって現実と同じである。

要するに「脳内彼女」を造り出したり、ビールを飲んでないのに飲んだ快感を得たり、みたいなヴァーチャルリアル体験を脳内で現実として造り出すことができる。

さらに自分が見えている部分すべてを処理できるようになったら、

それって自分の好きな宇宙を造り出せるということになる。

つまり脳内ビッグバンを起こせる。



ということはこの宇宙も、誰かの頭の中で造り出された世界の可能性ある。

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