ヘミシンク日記・暗黒編143
2020年6月15日 ヘミシンク日記・暗黒編フォーカス21、瞑想の施設。
瞑想の施設は黒いピラミッドになっていて、中に入ると普段はロビーになっているのだが、今日はいきなり宇宙になっていた。
そこに月ノミトそっくりな受付嬢と、日常のハカセそっくりな天使がいた。
ハカセに手を引かれて、光の門に向かっていく。
「今日は準備だから、まだ超えないよ」
メイホン「私とあなたの関係を教えてください」
「生まれる前から一緒じゃん。 きょうだいみたいなものだよ」
メイホン「ミトちゃんのほうは?」
ミト「そうですねぇ、マブダチ? 愛ですねぇ」
メイホン「あなたの生い立ちについて教えてください。 ハカセ、あなたは人として人生を歩んだことはありますか?」
「あるんだよねこれが」
ここでハカセが、白い紙を広げた。
「紙を作っていた。 紙職人だったよ」
メイホン「へぇ・・・。 ここまで来ておいてなんですが、私は生まれ変わりとか前世とか、まだ半信半疑なんですよね。 私は何回生まれ変わっているんでしょうか?」
「73億9378万6531回」
メイホン「ファッ!?」
「プラス4回かな。 地球以外のもあるからね。 でもそれって、同時に行っているともいえるし、過去生ともいえる。 こっちは時間のしばりから解放されているからね」
メイホン「わかりづらいです」
メイホン「私にとって重要な、3つの前世について教えてください」
ハカセは、花束を取り出して、私にくれた。
「歌手だったよ。 ステージに上がって歌を歌っていた。 割と最近の人生だよ」
メイホン「二つ目は?」
今度はハカセの周りに木々が出現し、砲台のようなものも出現し、ハカセの号令で、発砲した。
「軍の指揮官だったよ。 地球じゃないけどね。 戦術がうまかったというよりは、準備や編成がうまかったから登用されたようだね」
メイホン「三つめは?」
ここでなかなかイケメンの侍が見えてきた。
「武士だった。 剣や弓の腕は確かで、それなりに地位もあったよ。 これは君も気が付いていると思うけど、開放すべき前世だよ」
メイホン「なぜ人は生きるのですか? なぜ私は肉体を持った人間として生きているのですか?」
その質問をすると、ハカセは黙ってしまって、汗をかき始めた。
ミト「それについては私が答えましょう」
つづく
瞑想の施設は黒いピラミッドになっていて、中に入ると普段はロビーになっているのだが、今日はいきなり宇宙になっていた。
そこに月ノミトそっくりな受付嬢と、日常のハカセそっくりな天使がいた。
ハカセに手を引かれて、光の門に向かっていく。
「今日は準備だから、まだ超えないよ」
メイホン「私とあなたの関係を教えてください」
「生まれる前から一緒じゃん。 きょうだいみたいなものだよ」
メイホン「ミトちゃんのほうは?」
ミト「そうですねぇ、マブダチ? 愛ですねぇ」
メイホン「あなたの生い立ちについて教えてください。 ハカセ、あなたは人として人生を歩んだことはありますか?」
「あるんだよねこれが」
ここでハカセが、白い紙を広げた。
「紙を作っていた。 紙職人だったよ」
メイホン「へぇ・・・。 ここまで来ておいてなんですが、私は生まれ変わりとか前世とか、まだ半信半疑なんですよね。 私は何回生まれ変わっているんでしょうか?」
「73億9378万6531回」
メイホン「ファッ!?」
「プラス4回かな。 地球以外のもあるからね。 でもそれって、同時に行っているともいえるし、過去生ともいえる。 こっちは時間のしばりから解放されているからね」
メイホン「わかりづらいです」
メイホン「私にとって重要な、3つの前世について教えてください」
ハカセは、花束を取り出して、私にくれた。
「歌手だったよ。 ステージに上がって歌を歌っていた。 割と最近の人生だよ」
メイホン「二つ目は?」
今度はハカセの周りに木々が出現し、砲台のようなものも出現し、ハカセの号令で、発砲した。
「軍の指揮官だったよ。 地球じゃないけどね。 戦術がうまかったというよりは、準備や編成がうまかったから登用されたようだね」
メイホン「三つめは?」
ここでなかなかイケメンの侍が見えてきた。
「武士だった。 剣や弓の腕は確かで、それなりに地位もあったよ。 これは君も気が付いていると思うけど、開放すべき前世だよ」
メイホン「なぜ人は生きるのですか? なぜ私は肉体を持った人間として生きているのですか?」
その質問をすると、ハカセは黙ってしまって、汗をかき始めた。
ミト「それについては私が答えましょう」
つづく
コメント