フォーカス12

クルル出現



メイホン「未来予知について教えてください」

「したいの?」

メイホン「はい。 リアルに役に立ってこそのスピリチュアルだと思っていますから。 さらに、いい加減な予知をして外して、スピリチュアリストの信用を下げている人たちがいますよね? 地震などの災害を予言して、みんなを不安がらせて・・・。 ちゃんとした予知ができるなら、スピリチュアリストの地位も上がりますし、役に立つと思うんですよ。 そうなれば暗黒編も卒業ですね」

するといきなり二人で空に飛んで行って、宇宙も超えて、さらに緑色の空を超えて、立派な図書館の内部に入った。



「ここがアカシックレコードよ」

メイホン「いきなりすぎて信用はしていませんが、そういうことにしましょう。 それにしても、本なんですね。」

「記録と言えば本でしょう」

メイホン「いや今だとハードディスクとか、ブルーレイとかじゃないんですか?」

「味が無いなぁ。 本棚の方がファンタジーっぽくて良いでしょうに。 で、悪い未来と、良い未来と、どっちが見たいの?」

メイホン「悪い未来は見たくありません。 回避できないのに見てもしょうがないですからね」



本棚の中には、黒い悪魔のオーラを放っている本棚と、白い帽子をかぶった女神のオーラを放っているの本棚があった。

私は女神の本棚から一冊抜いて、開いてみた。

北海道が見えた。

メイホン「え、なにこれは」

「北海道で新しいゾウが見つかるよ」

メイホン「うーん、そうは思えません。 いまさら新しい象が見つかるなんて・・・誰が見つけるんですか?」

「ハゲが見つけます」

メイホン「ハゲが!?」

「ハゲが」



「さらに北海道で『ふれんきん』が見つかるよ」

メイホン「ふれんきんが!? 誰が見つけるんですか?」

「ハゲが見つけるよ」

メイホン「・・・他には?」

「地球外『知的』生命体の発見があるようね」

メイホン「ほ~それっぽいの来ましたね」

「ロケットに関係している」

メイホン「うーん、こんなもんですか。 とりあえずありがとうございました」


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