タッチンググレースを聞いていて、「うーん、何も見えないなぁ。今日は駄目かな」と思っていたら、

「プライベート・スクェア!」

という叫び声が聞こえてきて、この前の巫女さんが出現した。

「私は誰でしょう?」

と聞いてきた。

メイホン「霊夢?」

「違います」

メイホン「イザナミ?」

「違う」



そうしていると、彼女の首がボロっと取れて、地面に落下した。

メイホン「うわ怖!」

首の骨まで見えている。 ロボットの様な印象も受けた。

「おっと、いけないいけない」

彼女は落ちた頭部を持って、首につけなおした。

「これ自体もメッセージ。 不死性を表している。
不死身の宮、竜宮城、乙姫。 竜宮城なら老いない」



よくわからないので、私はメモを取っていなかった。

「なぜメモを取らん?」

メイホン「意味のあるメッセージだとメモを取るんですけど・・・」

「求めれば与えやすい。 受け入れよ」

メイホン「受け入れます」

「よかろう」



彼女は今度はぞうきんを取り出して、絞り始めた。

「ぞうきんは洗って絞って乾かせば、また使えるようになる。
過去に汚いものを拭いたとしてもだ。
人間も同じ、過去に汚いものを吸っていても、洗って絞って乾かせば、また再発できる。
人は誰でも、絞ってみれば、汚いものが出てくるものだ。
しかしこれからどうするのか?
汚いものに染まらず、これからどうしていくのか?
周りの者たちは、むしろそこを見ているのではないか?
人生は長い。 これからの世界は特にそうだ。
心は、軽いのが最も強い。
穢れを重ねるほど、心は穢れと言う荷物を背負い、重く、苦しく、弱くなっていく。
自分が何に価値を感じるのか? 気が付くことだ」

メイホン「ありがとう。 思ったより長くて、唖然としています」

「くくく」



彼女は光の花を取り出して、くれた。

「メッセージっぽいものになっただろう? 今日はもう終わりだ。 一回休み」

私がハグしようとすると断られた。

「我はもろい。 触らない方が良い」

メイホン「あ、そうですか」



というのが見えた。

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