ヘミシンク日記・暗黒編52
ゲートウェイは暗黒。



読んだ本

・フロイトの精神分析 立木康介監修

フロイトやユングの本ってのは、どうせ自分には理解できないだろうと思って手を出してなかったんだけど、

今回図書館で目に付いたので借りてきてみた。

案の定半分は理解できなかったけど、「なるほど」と感じた部分は多くあった。

『無意識』とは、自分ではわからない心の領域だが、自分の行動を決定するほどの影響がある、というのは納得できた。

いわゆる催眠術はまさにこれで、あらかじめ「○○しなさい」という命令を無意識に刷り込んでおくことで、本人もわからないうちにその行動をしてしまう。



夢日記を付けている私にとって一番興味を引いたのはやはり『夢分析』。

夢占いと夢分析の違いは、夢占いの場合は

コウモリが出てきた=不吉な前兆!?

とシンボル=意味を決めてしまっているのに対して、夢分析の場合は

コウモリが出てきた=その人がコウモリに持っているイメージによって意味は変わる。

と、シンボルが持つ意味はその人が生きてきた環境や文化によって変わってくる、としている。

また『全ての夢に意味がある』としていて、夢は無意識が押さえ込んでいる欲望を叶えるための作業、と言っている。

だから夢を分析することによって、無意識に押さえ込んでいる欲望の原因を暴き、それを話すことによって精神的な病を改善できるのだという。



私としては欲望成就のために夢があるなら、もっと直接的に現れてきてもいいんじゃないかと思う。

例えば欲望成就だというなら、毎日2次元キャラと性行為する夢を見てもおかしくない。

本ではその辺りは『目が覚めないため』とか『現実的ではないから歪曲される』とかなっているが、どうも納得できない。

でも実際夢分析で精神的な病が改善されるという実績があるので、正しいのかもしれない。



(画像はユング・フロイト)

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