ヘミシンク日記・暗黒編53
ゲートウェイは暗黒なので、もはや読んだ本のメモと化している。



読んだ本

・ユング心理学 福島哲夫著

この本では実際に精神病患者がどのようにして改善されていくかを例を挙げて書かれていたので、わかりやすかった。

無神論者のフロイトとは違い、ユングは世界中をめぐり得た神話、宗教、錬金術、UFOなどなどオカルト要素も幅広く取り入れている。

また、偶然とは思えない偶然が発生するシンクロニシティや、集合無意識、自分自身を許して受け入れるなど、ヘミシンクの考え方とも通じるものがある。

ペルソナについても面白かった。

ペルソナとは仮面のことで、人は地位や役割に合わせて場面によって態度を変えるものだが、ペルソナとの関係がうまく行っていない人は、家に帰ってからでも仕事をしているときと同じような態度をとったり、先輩風を吹かせたりする。



やはり興味を引いたのは夢分析。

この本ではフロイトの夢分析では、どんな夢を見ても結局性欲にたどり着いてしまうが、ユングは性欲以外の可能性も多角的に追求するとある。

私的には夢分析はうさんくさいと思っていたが、自分の夢の傾向を考えてみると、

昔は良く敵と戦ったり、ゾンビを倒したり、謎の敵に追いかけられたりと、激しい夢が多かったのだが、最近は平和な夢が多い。

これは自分の意識が変化するにつれて見る夢が変わるという証拠でもある。

ユング的に言うと男性性の成熟と言う感じか。

私は夢は『自分の意識の振動数に合ったフォーカス世界に意識の焦点が合わさっている』という解釈だが、それでも確かに自分の意識を表した世界には間違いない。

なので夢分析もあながち間違ってはいないのかもしれない。

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